冬のアクティビティといえばスキーやスノボーツアーです。かつてはウィンタースポーツといえばスキーでした。最近はスノボーが人気だといいます。それでは、現在どちらの方が人気なのでしょうか。

40代以降になるとスキー人気が根強いです。高度経済成長を経験したり、バブル期を経験しているとスキーは冬のレジャーの王様でした。ゲレンデから始まる恋物語はドラマや映画の定番となります。そんなスキー人気に陰りが見え始めたのはバブル期以降です。

若者を中心に新しいスノボーツアーが人気となります。大学全入時代を迎えてサークル活動が盛んになると、若者たちはスノボーツアーを選択していきます。新しいスポーツだったのでファッション性や新鮮さが選ばれる要因となりました。スキーからスノーボードに転身した人も多かったそうです。

1998年の長野オリンピックでスノーボードが正式種目に初めて認められたことも認知度の上昇に寄与しています。ただ、スキーが下火になったわけではなく、若者ではスノーボード、それ以上ではスキーという傾向が見られます。また最近はスキー人口が上昇しているデータもあります。その要因は親子スキーです。

バブル期にスキーを親しんだ世代が親となることで、その子どもたちがスキーを習うようになりました。そのため全盛期から3分の1になったと言われるスキー人口は回復傾向にあります。さらにはスノースクートといった新しい遊び方も増えてきて、ウィンタースポーツはさらに充実しています。